2015年5月1日金曜日

ノクター

落語みたいなノクター
(アサフビっていう有名なノクターのキャラクター)

ある調査によると、アフリカ人、特にエジプト人は世界で一番笑うのが好きな国民だそうです。エジプト人は面白くて、真面目な時でも、冗談を言います。冗談の種類はたくさんありますが、最近一番人気があるのはアルシャー(駄洒落みたいな小話)やノクター(面白い小話)です。もちろんエジプト人のアルシャーはアラビア語でのシャレなので、日本語に翻訳するとシャレにならなくなってしまいますが、ノクターは翻訳できます。

サイディー(エジプト南部の人)は心が広くて、普通の人なのに、ノクターでは時々サイディーをボケた人みたいに描写します。それではサイディーのノクターを紹介したいと思います。

サイディーは二人の外国人に自分の国を案内してあげました。旅行している時、三人は砂漠に迷ってしまいました。持っている食べ物や飲み物が全部なくなって、疲れてしまいました。三人は水を見つけるために、砂を掘りはじめました。掘っている時、魔法のランプを見つけました。魔法のランプをこすると、ランプの持ち主が出て来て、「どんな願いでも一つだけ叶える」と三人に言いました。一人目の外国人は自分の家に帰らせてくださいと頼みました。「了解」とランプの持ち主は返事して、そうしました。二人目の外国人は「私も、自分の国に帰らせてください」と頼んだので、すぐランプの持ち主はそうしました。サイディーは「あ、やばい!砂漠で一人だ!もう一度彼らをすぐ戻らせてください」(^_^!)

続きは

三人は砂漠を歩くことにしました。次の日失神する寸前に村にやっと着きました。この村には知らない人は入ってはいけないので、村長は三人に死刑を宣告しました。村人は死刑場の周りに並んで待ちました。村長は「あなたたちは違う国から来ましたから、違う死刑の方法をします。選びなさい」と言いました。一人目の外国人は電気椅子を選びました。死刑を執行する時停電だったので、彼は結局、無罪放免になりました。二人目もすぐ電気椅子を選んで、無罪放免になりました。今最後の人の時間です。サイディーは絞首刑を選びました。村人は「電気椅子を選べばいいのに」と言いましたが、サイディー「今停電停…電だよ」(^_^!)

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